2012年1月19日木曜日

東田直樹 オフィシャルブログ 自閉症とは、FCとは、筆談とは 「終わったら」が待てない

僕は次にやることがあるとき「今やっていることが終わったらやろう」

と言われても、なかなか待つことができずに、何分までか時刻で

確認しようとします。

それは、人が言う終わるまでの時間の感覚が、僕にはつかめないからです。

人は「終わったら」と言うとき、あとどれくらいの時間で終わるのかが

わかっているのだと思います。

僕は、その時間を聞いてもわかりません。

1分間が60秒だということは知っています。

けれども、体感としてわからないのです。

そのために何時に終わるか、時刻を聞きます。

○時○分と言われると、その時刻になるまで待ちます。

時刻を聞くと、先の予測がつくというより、次に自分がやることが

はっきりするので安心です。

僕� �次にすればいいことは、言われた時刻に「○時○分になった」

と言うことです。

そして、次にやることを催促します。

次にやることが決まっていないとき不安定になるのかと言われると

そんなこともありません。

僕は、出かけたり何かをしたりする場合、それを待たされるとき

特に時間が気になるのです。

そのことに気づかずに、こだわっているからと、すべての予定を

決められると、僕はがんじがらめになってしまいます。

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