2012年1月29日日曜日

Mops!!! 未分類

今日は朝からしとしとと雨が降っており、気温も湿度も高め!!
昨日の寒さとは打って変わって、体が緩むような天候でした〜。

実は昨日、Full English Breakfastを食べたくて朝から開いてるレストランへ行ったのですが…
9時開店と書いてるあるのに、9時15分に行っても一向に開ける気配がない。
ちょろちょろ散歩しつつ時間をつぶしては戻ってみたりしたのですが(結構な労力)
店員がいるのに開けないので、諦めました。

そして今日!9時半過ぎに行ってみたら、開いてた!
ので、こちらへきて初めてのフル・イングリッシュブレックファーストです。

ソーセージ、ベーコン、豆、マッシュルーム(裏が真っ黒)、焼きトマト、目玉焼き、トースト。
エネルギーはばっちりです。

あのね、これをアップしておいてあれなんだけども…
加工肉を毎日食べると発ガンリスクがすごく高まるってBBCで言ってた!笑
そんなこと言ったって…欧州の食文化を否定するようなものだ。

美味しいからいいよね。要はしょっぱい加工肉ばかり食べるのではなくて
普段から健康に気をつけてればいいってことだ(結論)。

さて素敵な結論に達せたところで、電車に揺られて向かったのは

ポロック・トイミュージアム。

外見メルヘンチック〜!

中は、隙間がないくらいおもちゃで埋め尽くされていました。
6畳くらいの小さな部屋がいっぱいあって、そこに歴史的なおもちゃが展示されております。

博物館自体も大変古い建物で、階段は歪んでるし、床はすっごいギシギシ。

僕はエリック。

1905年に作られた最古のテディーだよ。

他にも外国のおもちゃや、ロボット、ミニカー、ドールハウス…
ありとあらゆるおもちゃがあったのですが、一番「怖かった」のが、人形の部屋。
何個もある目玉に集中的に見られている感じ。背筋ぞわーってしてしまった。
人形って宿るっていうでしょう。背筋が寒くなるときって、実際いるらしいです♪
怖いけれども、今もあれだけ綺麗に保存されているから、大切にされてきた人形たちなんだよね。
大切にされてきた分だけの持ち主の気持ちや思い出が詰まっているのだと思いました。

夜は

Finborough Theatreという、West Brompton駅からほど近い劇場へ行ってきました。

West Brompton駅。この列車はかの有名なテニスの地、ウィンブルドン行きです。

この劇場は、ワインバーを通って、奥にある狭い階段を上がっていく、
今まで行った中で一番小さな劇場でした。キャパは、多分、50人ちょいくらい。
本当の意味で小さな劇場でした。

上演されていた作品は「FOG」。
軍人の父親は、母親が亡くなると子どもたちを児童養護施設に預けて戦地へ発ってしまう。
10年経ち、再び子どもたちの前に戻ってきた父親が家族再生を試みる話。
息子役のToby Whartonという役者さんの演技が本当にすごくて、
「精神が非常に不安定な若者」を見事に表現していました。
目線、姿勢、言葉の伝え方。特に目線。見習いたいことが山ほどありました。
とても近かった分、細かい部分まで見えたのも良かったです。

帰ってきた父親へどう接するべきなのか悩みながらも家族の愛を渇望するあまり
過剰適応してしまう姿が見てて本当に辛かったです。

児童養護施設で育つことに関して、一概に善し悪しを判断することは出来ません。
規模も方針も様々。
ただ、やっぱり、親(もしくは親の代わりとなる親密な他者)がいない
ましてや、親が自分を置いて、自分たちの意思に関係なく預けられる。
それは想像出来ないほど子どもにとって辛い経験のはずです。
子どもの気持ち、親の気持ち、それを取り巻く人たちの気持ちを
75分間にぎゅっと集めてばーっと客席へ放出するのだから、
見ている方は胸がきつきつです。

ちなみにこの作品自体、主人公のTobyと、Tobyの母親のパートナーの女性(つまり母親は同***者)の
作家さんとのコラボレーションで書いた作品だそうです~。

Time Outという情報雑誌で、1位を取るだけの、濃い作品でした。

余談ですが…コックニー訛り(下町言葉)やUrban Black London Accent(ロンドン在住の黒人が話す英語)が強くて、本当に聞き取れない部分があって
推測に次ぐ推測で見ていた場面がいっぱいありました。
でも、やっぱり、台本が売っていた!!!!!助かります…。

こじんまりとした素敵なバー+劇場でした。

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