2012年1月28日土曜日

la calligraphie est mon peche mignon

aromax追記。

間違い、ではなかったみたい。「敢えて意図的に」だったのですね。
HPでは多用されていました。

それでもやはり、文字を日々扱う私が見たら
とても違和感があります、何度見ても。
心地悪さが抜けません。
気持ち良いアレンジ、なら許容できるのに
簡単にOを反転させたことがどんな意味ある効果なのか
やっぱり疑問が残ります。

**********************************************************************************************


年末年始、何につけてもお買い物の場面は多いですね。
今日は混雑を避けて少しはずれのスーパーに来ました。
大掃除の途中でもあり、喉の渇きを潤そうとお茶でも..と。

なんだかすごい違和感。
目にふと入った自販機の看板…の文字です。

なんかヘン…

なんだかヘン……

!!!

この間違い、誰もわからなかったのだろうか…!
ホントにっ??常識では考えられない!!

でも、もしもその「常識」を知らない人の方が多かったら
それは見過ごされてもOKなこと?

このデザインをした人に 、
「Oの文字、角度がこれでは不自然ですよ」
と伝えたらなんと言うのかな? 

そもそも理解、してもらえるのかな?

「そこは敢えて意図的にしました」とか言うのかな?

100歩譲って、コーヒービーンズをOの中に配すなど
その楕円とコーヒーを連想させられた、としても、
やっぱりその他の文字が通常一般的な角度を持った書体なら
このOが目に入った途端、とても心地悪さを感じてしまうはず。

だから、そういうことをきちんと知っている人が見たら、
「え゛ぇ゛〜〜〜〜っっ?? だ、大丈夫?この会社?」
と、それこそこのメーカーの質が問われるほどのことなのです。
社会的な信用もなくなってしまいかねない・・・。

私、ここのカップスープ、とっても好きです。
日本中、世界中にそう思っている方も多いはず。
だから・・とっても残念です。

少し前に「コーポレートタイプ」のお話をうかがいました。
日本の中で英文字を使う時、欧米に対しても恥ずかしくない、
正しい文字の使い方をしなければならない、
と会社ぐるみで意識を持つことはとても大切なことです。

常に知識を得ようと努力することのみが、自分を確かにしてくれます。

残念な例をもう一つ。

日本語を読んでいると、やっぱりなんだか違和感。
「ポーチ入りのオ」で行を変えることは・・しないなぁ。
「−ドトワレ」をどう読んだらよい?
その下の各トワレの内容を見ても行を変えるタイミングがやっぱりヘンです。
きっと「ニホンゴが読めるフランス人」が作ったのかな?
でも日本人スタッフがチェックしたらわかるだろうになぁ・・。

私はアルファベットで日本語「以外」で作品を作ります。
やっぱり「正しく」「美しい」文字を書き、並べることは
細心の注意を払って作らないとなりません。

Related Posts



0 コメント:

コメントを投稿